健康第一薬局の薬剤師の角皆です。
平成30年12月2日に静岡市のグランシップにて、第51回東海薬剤師学術大会が開催されました。
この学術大会は静岡県、愛知県、岐阜県、三重県の薬剤師による大規模な学術大会になります。
今回は14:30より開催されるシンポジウムのパネリストの一人として参加しました。以前はポスターセッションを行うことはありましたが、口頭による発表は初めての体験でした。
シンポジウムのメインテーマは「健康サポート薬局の取組の実例」で、静岡県代表として「一般向けの講座、地域活動」という内容で発表を行いました。今回は主催が静岡県ということもあり、緊張やプレッシャーがありましたが、上司の方々や多くの同僚の心強い協力もあり、万全の準備を行いシンポジウムに臨みました。
発表内容は、過去2年間に開催した薬局利用者や地域住民を対象とした説明・体験イベントについて、PowerPointを用いて行いました。始めに掛川市内の5店舗合同で昨年行った健康フェスタについて、次に7月に行ったシニアクラブを対象に行った薬の使用方法説明会について、最後に毎月1回薬局内で行っている説明・体験イベントについて発表しました。
多くの発表内容に対し、15分という短い発表時間の中にまとめることが、難しいことだと初めて体験しました。
他のパネラーもOTCや他職種との連携、届け出に関しての準備など、違った内容での発表を行いました。
それぞれ15分ずつの発表が終了したのち、会場からの質疑応答や各県代表のパネラーとの意見交換を行いました。他のパネラーも健康サポート薬局取得について、いろいろな苦労や努力を行っていたことに共感しました。
また、地域住民向けのイベント開催や介護職との連携の方法等、画期的なアイデアを行った薬局もあり、薬局や会社に持ち帰り積極的に取り入れていきたいと考えています。そして地域住民の健康を支えられる薬局を目指し日々努力をしていこうと改めて思いました。
今回のシンポジウム参加は自分にとって、とても貴重な体験となりました。今後も定期的に学術大会で発表などを行っていきたいと考えています。